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もうすぐ昼ごはん
過去ログ・2004年8月 全部 | 前のページ | 次のページ

  不思議なパソコン屋
Date: 2004-08-31 (Tue)
  台風16号接近中
Date: 2004-08-30 (Mon)
  自転車運転中の携帯電話の使用も罰則の対象にして欲しい
Date: 2004-08-27 (Fri)
  オリンピックの公式サイト 日本とアメリカの比較
Date: 2004-08-26 (Thu)
  やろうと考えた奴もバカだし、やらせた奴もバカだ
Date: 2004-08-25 (Wed)
  室蘭市ホームページには焼鳥屋の広告が載っている
Date: 2004-08-24 (Tue)
  説得力のないセキュリティー・マーク
Date: 2004-08-23 (Mon)
  監物台(けんもつだい)樹木園のハンドルが付いたディーゼル機関車
Date: 2004-08-20 (Fri)
  NISSOの倒産
Date: 2004-08-19 (Thu)
  サテの盗難
Date: 2004-08-18 (Wed)
  赤ちゃんタレントのスカウト風景を目撃
Date: 2004-08-17 (Tue)
  関電・美浜原発3号機の蒸気漏れ事故 つり金具に対する疑問
Date: 2004-08-16 (Mon)
  どう見ても戦略ミス 日朝実務者協議
Date: 2004-08-13 (Fri)
  関電・美浜原発3号機の蒸気漏れ事故(つづき)
Date: 2004-08-12 (Thu)
  関電・美浜原発3号機の蒸気漏れ事故
Date: 2004-08-11 (Wed)
  日本学会事務センターの破産
Date: 2004-08-10 (Tue)
  中国の素顔
Date: 2004-08-09 (Mon)
  久しぶりの停電(柱上トランスの寿命は30年 そろそろ交換時期にさしかかっているのか)
Date: 2004-08-06 (Fri)
  こんどは北方領土訪問か
Date: 2004-08-05 (Thu)
  弁当の思い出 (全員が一言も会話することなく黙々と昼食を食べる)
Date: 2004-08-04 (Wed)
  吸水土嚢(どのう)
Date: 2004-08-03 (Tue)
  台風10号覚え書き
Date: 2004-08-02 (Mon)

 


  不思議なパソコン屋
Date: 2004-08-31 (Tue)
 

2年ほど前から商店街を歩いていると不思議なパソコン屋を3ヵ月に一度くらいの周期で見かけるようになった。

 そのパソコン屋は、商店街の通りに小さな机を出してノートパソコンを売っていたり、空いている店を借りてそこにノートパソコンを並べて売っている。もちろん電源を入れて動作確認できる状態で展示してあるが、常設ではなく2〜3日間だけ出展しているようだ。同じ業者がやっているのか、その様な業者が複数あるのかは判らない。

 特に不思議に思うのは、
1) 商店街で、出店状態で売っている。
2) 誰をターゲットに売っているのか判らない。買い物に来るおばちゃん相手か?
3) 正社員かアルバイトかは不明だが、2〜5人が店番をしている。
4) 外観は清掃してきれいだが、機種は結構古い。
5) 機種が古い割に販売価格がすごく高い。
6) 買っている人を見たことがない。

こんなパソコン屋を複数の商店街で時々見かける。

 近くにオフィスビルがあるような商店街であれば、うまく行けば昼休みや帰宅途中の仕事帰りの人の目にとまって商談が成立する場合があるかも知れないが、住宅地域に近い商店街で売っている時もある。そんな、住宅地域の商店街だったら買い物に来るおばちゃんしか客はいない。食材を買い求めるおばちゃんの財布には何万円入っていない様に思うのだが。

 聞くところによると企業のリース落ち品をメンテナンスして売っているらしい。

 そして肝心の値段だが、やたらと高い。例えばこの前見たときはThinkPad 380D(2635-3AJ)[ibm.com]というノートパソコンを36000円で売っていた。YAHOO! オークションでの価格[yahoo.co.jp]は大体13000円ほどだ。
 試しに店員に「欲しいけど高すぎるので安くしてくれ」と言ったところ、一気に22000円にまで下がった。しかし、それでもオークションの方が安い。

 こんな調子だから、買っている人を見たことが無い。なのに、いつも2〜5人ほどの店員が店番しいるのから不思議だ。人件費や店舗費用はどこから捻出しているんだろうか不思議である。

 人を雇って売れるかどうか判らない商品を商店街で売るよりも、オークションサイトに出品する方が遙かに効率の良い商売が出来ると思うのだが。それが出来ない訳があるのかも知れない。

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  台風16号接近中
Date: 2004-08-30 (Mon)
 今年は台風が多い。きょうは台風16号が近づいている。大阪市内は雨は降っていないが曇り空で湿度も高い。少し南風が強くなってきた。

 さきほど気象庁のWebサイトで天気図をチェックしたら、図面右下に台風18号もあった。

 天気図だが、このような台風の進路を示す見やすそうな図面が多いが、下のような普通の気象図の方が風の流れや天候が分かり易いし、気圧配置が判るので自分で天気を予測する楽しみもある。

天気図

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  自転車運転中の携帯電話の使用も罰則の対象にして欲しい
Date: 2004-08-27 (Fri)
 ニュースを読んでいたら、自動車などを運転しているときに携帯電話を使っていると罰金が科せられるとあった。
詳しくは次の通り。
運転中に携帯電話を手でもって通話したり、画像を注視したりする行為。11月1日から警察官がこれらの行為を確認すれば、
・運転免許の行政処分として点数が1
・反則金
 大型車7000円
 普通自動車6000円
 原付き自転車5000円
・一定期間に反則金を納めなかった場合は5万円以下の罰金が科せられる。
 

ひとこと言わせてもらうと、自転車に乗りながら携帯電話を使うことも罰金の対象にして欲しい。

 大阪特有の現象かも知れないが、商店街でも普通の道路でも所かまわず自転車に乗りながら、携帯電話を使っているおばちゃん・おばちゃん予備軍(お姉ちゃん)が無茶苦茶多い。おばちゃんは自転車に乗りながら電話で話す。おばちゃん予備軍は自転車に乗りながらメールの読み書きをする。

 そして、歩いているこっちの方へ突っ込んでくるから恐ろしい。電話やメールに集中しているのものだから、こちらが避けてもそれに気づかずに謝りもせずに走り去って行く。

 コイツラを何とかして欲しいものだ。

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  オリンピックの公式サイト 日本とアメリカの比較
Date: 2004-08-26 (Thu)
 オリンピックの公式サイトを見ていると、日本とアメリカではオリンピックという催しの見方が全く異なるのがよく判る。

 オフィシャルサイト
【日本・トップページ】http://www.joc.or.jp/
【日本・ソフトボールチーム】http://www.joc.or.jp/athens/athlete/softball.html

【アメリカ・トップページ】http://www.usolympicteam.com/
【アメリカ・ソフトボールチーム】http://www.usasoftball.com/Women/Olympics/2004OlympicGames/roadtoathens.html


 ページのデザインは、日本のは良く言えばスッキリ、悪く言えばショボイと思う。それに、ページの中身が日本のものは非常に貧困でページの更新遅く、アメリカのとは大違いだ。

 また、アメリカのページはサイト内にwebストアーまで開設してある。オリンピックをビジネスとして捕らえているのがよく判る。ページの更新頻度も、内容の充実度もオリンピックの位置づけがビジネスだからサービス第一なのだろう。

 日本のページもアメリカのページも選手のプロフィールの欄に自分のホームページを紹介する箇所がある。日本もアメリカもここに自分のホームページをURLを書いている人はあまり多くない。多少アメリカ方が多い。ただ、アメリカの選手の場合は自分のwebページでサインボールなどを販売しているみたいだ。
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 国内統括団体の分裂でもめていたテコンドーの岡本依子さんのプロフィール[joc.or.jp]はチョットだけ他の選手とちがっている。
・仲のよい選手  たくさんいます
・ライバル選手  たくさんいます
なんて書いてあった。他の選手は、空白か特定の人の個人を書いているのケースが多いが、“たくさんいます”って表現は他には無くて面白いと思った。
 ついでだから、テレビで観ていて、嫌だなと思ったことも書いておく。

 嫌だなと思ったのは、浜口京子選手のオヤジ(リングネームが“アニマル浜口”とか言う人)だ。
この人、出発の時から競技の後までバカ騒ぎして、周りの選手の事なんて何も考えていないみたいだ。自分たちの事しか考えていないようで、非常に嫌いなタイプの人間だ。

 メディアもそのバカ騒ぎがネタになるので取材するから、余計にバカ度が増している。もう少し他の選手のことも考えて欲しいものだ。

 たとえば、成田空港を出発するときも彼がバカ騒ぎするものだからメディアの取材はそこに集中して、同時に出発した20km競歩の川崎真裕美さん[※1]はほとんど取材もされなたった。もうちょっと、周囲のことも考慮して欲しいものである。

川崎 真裕美さんの勤務先(海老澤製作所)のWebページ[ebisawa-ss.com]


※1:川崎真裕美さんの崎の字は、正しくは崎と書きます。

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  やろうと考えた奴もバカだし、やらせた奴もバカだ
Date: 2004-08-25 (Wed)
 前日の関電・美浜原発3号機の蒸気漏れ事故の続報として、次のような記事があった。
配管検査、実績ない業者に変更 96年に関電 2004/08/21 asahi.com [ Archive ]
 この記事の内容を要約すると次のようになる。

(1) 全く実績のない業者に保守点検を発注した。----1996年〜
(2) その実績のない業者は関電の関連会社である。----日本アーム、関電が45.2%を出資
(3) その業者に発注した理由は
(3-1) コストを安くするため。----コストを3割削減
(3-2) メーカーとは異なる第三者の視点で検査できるため。
(4) その関連会社は実績がないため、初めのうちは三菱重工に技術指導を受けていた。
(5) 三菱重工は、問題に気づいて関連会社に連絡した。----1999/04と2000/08
(6) しかし、この情報がうまく日本アームを経由して関電に伝わらなかった。

 たまたま、今回は死亡事故が発生したのでこのような内部の事情が公になったけれど、同じ様なことは大きなメーカーでは極普通にに行われていることだと思う。

 ただ、このような事をいつまでも続けていると、その企業(発注主)の社員の意識が「安かろう・悪かろう・それで良し」と定着してしまう。だから、長い目で見ると技術力が低下する。これを日本国内の多くの企業でやってしまうと、日本の技術力が低下することになる。

 関電の一件も、おそらく現場に近い関電社員は「あんな技術力の無い会社に発注したらあかんで」と思っていたに違いない。目先のそろばん勘定しか判らない事務屋あるいは、技術屋崩れの事務屋がこのような事を押し進めたのだろう。だから、そんな会社に発注することを決めた人間を過去にさかのぼって洗い出し、その人たちを殺人罪として処罰してもよいだろう。

 自分の経験から、日本アームがこの仕事をするまでの経緯を想像でまとめてみた。
(1) 雑用的な仕事を関電から請け負う。
(2) 下請け会社の社長あたりが、親会社の部長クラスをゴルフに誘うなどして親睦を深める。
(3) バブル時期と重なり、下請けは受注量を増やす。しかし、利幅の少ない仕事ばかり。
(4) バブル収束に伴い、下請け会社の受注量が減少。
(5) 下請けは親会社に受注増を願い出る。同時にこのとき親会社は人減らしを思案していて、関連会社に人を移動させることを思案中。
(6) 下請け会社に親会社の人間を受け入れることで、受注獲得。
(7) 下請けに天下りした親会社役員(技術屋崩れの事務屋)が親会社に「もっと利益のある仕事くよれ」と詰め寄る。
(8) その技術屋崩れの事務屋役員は、自分の浅はかな経験から考える。
(8-1) 「今まで三菱重工にやらせていた検査業務なら、うちでもできる」
(8-2) なぜなら、三菱重工が検査前に必ず提出する検査実施要領書に検査手順が詳しく書いてある。この書類さえあれば、誰でも検査出来るはず。実際には今までメーカーが提出していた検査実施要領書は、紙の枚数はある物の測定方法などはかなり大まかに書いてあるので、この書類を第三者が手に入れても、そう簡単に検査は出来ない。
(8-3) しかし、今まで原子力発電のこの手の検査をしたことはない。
(8-4) とりあえずコレを今までよりも安い値段でやることを親会社に話をして無理矢理受注する。
(9) 実現に向けて親会社と打ち合わせをするうちに、子会社の技術レベルが低すぎることに気づく。
(10) 「そうだ! 三菱重工に技術指導させよう。技術指導料として金を払うので相手も文句は言わないだろう」と思いつく。
(11) 「測定器も必要だな。けど、子会社にはそをれ買うだけの金もない。親会社に資本増を願おう!」
(12) このとき親会社は考えた。
(12-1) 下請けに発注するのは危険すぎる。しくじった場合には親会社にもとばっちりが来る。だから、完全に子会社化は出来ない。
(12-2) だから、下請けの社名は世間的に親会社の関連会社とは判らない名前の方がいい。
(12-3) それと、ヤバいことをさせるのだから、資本を出資してもあくまで主体は子会社にしておく他が何かと安全だ。だから、資本の出資比率は50%未満にしておこう。
(13) めでたく親会社と話がまとまり、検査業務を受注する。

だいたいこの程度の経緯だと思う。

 もしかしたら、この会社は検査だけに留まらず交換部品まで自社で製作して納めようとしていたのでは無いだろうか。この会社は元々、電柱などのパイプ加工をしていたので蒸気配管も電柱の乗りで作ることが出来ると考えていたかも知れない。

 システム全体を理解していないから、所詮無理なことであり、非常に危険なことをしていると思う。これをやろうと考えた奴もバカだし、やらせた奴もバカだ。
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自分も今まで同じ様な場面に遭遇したことがある。自分が勤める会社では、ある装置をシステム設計してパッケージで納めていた。しかし、ある客先から値段の面で高すぎるのでユニット部品だけを購入して、それ以外は客先が手配した業者に組み立てさせたいので技術指導だけをしてくれと頼まれたことがある。概ね上に書いた三菱重工のパターンとよく似ている。

 “技術指導”と文字で書けばその文字の意味する通りで聞こえも良いが、実際は不鮮明きわまりない言葉である。なぜかというと、指導する相手のレベルが全く見えないからだ。レベルが高ければ、ポイントだけをレクチャーすればそれで済むが、まったく知識の無いアホ会社だったら1〜10まで教える必要があり非常に手間が掛かる。

 それにもう一つ、客先は金を払うのが惜しいのでユニット部品しか買わないと言うのは、それは客の都合であって、こちらからすると売り上げが落ちることになる。ましてや、その組み立てに関するノウハウが流出することにもなる。だから、本気になって技術指導をしようなんて絶対に思わない。ポイントを教えるだけで、細かいことは教えない。もう一つ加えると、一つのシステムを複数の会社に個別にやらせると、トラブルが発生したときの責任分解点が非常に曖昧になるよくないことである。

 結局、自分の場合は契約書段階で“技術指導”という曖昧な文字を排除した。代わりに、自分所の装置の組み立て条件(環境温度や設置条件)、外部との接続図面、装置の公差を含まない寸法図などの資料を納めることにして、後々もめるのが嫌だから、それらの金は取らなかった。金を取れば、後々まで面倒を見させられると思ったからだ。そして、物だけ納めて縁を切った。

 システムが完成するまで何度か客先が手配した業者から問い合わせがあったが、客先を経由した質問書類しか受け付けなかった。理由は、自分の所とその業者には取り引き関係がないので回答する義務は無いからだ。それに、金を払わない客に楽をさせると、いい気になるからだ。

 そして、完成したときにパネル部品の納入先責任者として総合試験に立ち会ったが、まったく性能が出なくて検査不合格になった。原因は、組み立てが適切に出来ていなかったからだ。それても、図面を見れば理解できるレベルなのだが、業者がその図面を読むだけの能力がなかったみたいだ。

 客は困っていたが、こちらとしてはユニット部品のみの納入だし、そのそれぞれについての単品での性能試験データも添付しているので知ったことではない。「困ったことですね」と言って自分はその場を立ち去った。
 その後客先は、装置の組み立てをこちらに発注してきた。客からすれば無駄な金を先の組み立て業者に払ったことになる。客先では責任問題になったみたいだ。

 自分は、客先が目先のコストだけを気にして、やってはいけないことをしたから天罰が下ったのだと思っている。

 規模や環境は異なるが、関電の蒸気漏れ事故と同じパターンだ。

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  室蘭市ホームページには焼鳥屋の広告が載っている
Date: 2004-08-24 (Tue)
 室蘭市の公式ホームページ[city.muroran.hokkaido.jp] を眺めていて気づいたのだが、この市のホームページ(トップページ)には広告が掲載されている。それも、結構大きなサイズで焼鳥屋の広告もある。

 地域の特性あるいは財政状況を反映した結果なのだろう。それにしても、ここの広告は大きさ・表示位置、共に商用サイト並であり面白い。

 そこで、他の都府県やその県庁所在地のWebページ(トップページ)での広告の有無を調べてみた。ただし、手間なので大阪周辺と東京、北海道を調べることにした。

 調査結果は下記の通りで、大半が広告を掲載していなかった。また、掲載していてもページの下部にある。

【都道府県Webページの広告有無調査結果】

大阪府 広告なし
http://www.pref.osaka.jp/

大阪市 広告あり ただし、ページ下部
http://www.city.osaka.jp/

兵庫県 広告あり ただし、公共広告
http://web.pref.hyogo.jp/

神戸市 広告なし
http://www.city.kobe.jp/

奈良県 広告なし
http://www.pref.nara.jp/

奈良市 広告なし
http://www.city.nara.nara.jp/

京都府 広告なし
http://www.pref.kyoto.jp/

京都市 広告あり ページ下部に公共広告
http://www.city.kyoto.jp/koho/ind_h.htm

滋賀県 広告なし
http://www.pref.shiga.jp/

大津市 広告なし
http://www.city.otsu.shiga.jp/

和歌山県 広告なし
http://www.pref.wakayama.lg.jp/

和歌山市 広告なし
http://www.city.wakayama.wakayama.jp/

北海道 広告なし
http://www.pref.hokkaido.jp/menu.html

札幌市 広告なし
http://web.city.sapporo.jp/

東京都 広告なし
http://www.metro.tokyo.jp/

新宿区 広告なし
http://www.city.shinjuku.tokyo.jp/

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  説得力のないセキュリティー・マーク
Date: 2004-08-23 (Mon)
 このWebページ[secretariat.ne.jp]を見ていたら、画面の左下にセコムトラストネット[secure.secom.ne.jp]のバナーが貼り付けてあった。

 これは何だと思って、そのバナーをクリックしてリンクを辿って行くと、安全を保証するマークとか書いてあった。要するに、そのサイト運営者がセコムに依頼して自分の所のサーバーのセキュリティー・チェックしてもらい、安全だと判断された時に発行されるサイトのマークみたいだ。

 セコムはこんな事をしているんだと初めて知った。企業や家庭の防犯だけではなかったんだ。
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 セキュリティー情報を提供しているNet Security[netsecurity.ne.jp]というサイトがある。
 ここに、Web改竄情報が掲載されている。つまり、ハッカーによってクラックされたサイト毎日リストアップしているのである。

 そこで、このページを見るとセコム上信越云々の文字が並んでいた。
8月16日のWeb改竄情報(2004.8.16) 2004/08/16 Net Security [ Archive ]
 

先に書いた、セコムトラストネットと、こことが同関係あるのかは判らないが、少なくともセコムと名前が付いているのだから関連会社だろう。

 そうなると、他人のWebサイトのセキュリティーを評価するよりも、まず身内のWebサイトのセキュリティーをしっかりチェックしないと、あのバナーには説得力もクソも無い。

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  監物台(けんもつだい)樹木園のハンドルが付いたディーゼル機関車
Date: 2004-08-20 (Fri)
 4年ほど前に熊本へ行ったときのこと、帰りの飛行機の出発時刻までかなり時間あったので熊本城周辺を散策していた。そして、熊本営林局(九州森林管理局[kyusyu.kokuyurin.go.jp]と名前が変わったそうだ)の監物台(けんもつだい)樹木園[city.kumamoto.kumamoto.jp]へ入った。

 園内を歩いていたら、営林局の管轄だけあって昔木材の運搬に使っていた小型のディーゼル機関車が展示してあった。それを眺めていて「何か変だ」と思ったが、その場では何が変なのかよく判らなかった。

 家に帰ってから、その“変だ”と思ったことを色々と考えていたが、そのディーゼル機関車の運転席にトラックのハンドルみたいなものが取り付けてあった。これが、“変だ”と思ったことである。線路の上を走るのだからハンドル(舵取り装置)なんて要らないはず。適当にそこらにあったトラックのハンドルを取り付けたものだろうか。

 いまでも時々、「あのハンドルは何だったのか」と思い出すときがあった。しかし、わざわざ監物台樹木園に電話で問い合わせたり、ネットで調べたりするほどのことも無いので放置してあった。

そのディーゼル機関車の写真はココ。


 きょう、あるWebページを読んでいると“産業遺構[google.co.jp]”という言葉があり、一体なんのことだろうと思いGoogleで調べていたときに、偶然にもその公園に展示されている機関車に関する記述を発見。ようやく謎が解けた。

 その答えは、次のページに書いてあった。
熊本営林局のディーゼル機関車(1)[infoseek.co.jp], TopPage(終わらない旅) [ Archive ]

<引用>
手ブレーキは自動車のハンドルのよう。
下は関連資料:
宮崎森林鉄道資料館〜Room2〜[seikyou.ne.jp], TopPage(宮崎森林鉄道資料館)[ Archive ]
 

結局そのハンドルは、ブレーキみたいだ。これで少しだけ疑問が解けた。

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  NISSOの倒産
Date: 2004-08-19 (Thu)
 帝国データバンクの倒産情報[tdb.co.jp]を読んでいて初めて知ったことだが、熱帯魚などの水槽を作っているNISSO[nisso-int.co.jp]が倒産していた。
 同社のWebサイトをチックしてみたが、「営業は続ける」とは書いてある。

 一頃は、NISSOの大きな水槽で熱帯魚を飼っている家や喫茶店をよく見かけた。最近はあまりその様な家を見かけないと思っていたところだった。飼うのは手間が掛かるけど、水槽の中で泳いでいる魚を見るのが好きで良く眺めていた。

 手間も金も掛かるから一般の家庭では観賞魚を飼わなくなったからだろうか。それとも、帝国データバンクの記事には、“国内シェアは60%(現在は40%)”と書かれていあるので、価格の安いメーカーが出てきたためだろうか。

鑑賞魚用水槽・器具製造株式会社ニッソー民事再生法を申請 負債95億6000万円 [tdb.co.jp]

2004/07/26(月)
店頭(JASDAQ)管理銘柄、鑑賞魚用水槽・器具製造
株式会社ニッソー
民事再生法を申請
負債95億6000万円

店頭(JASDAQ)管理銘柄の観賞魚用水槽・器具メーカー、(株)ニッソー(資本金19億2035万円、足立区島根3-2-5、代表市川佳子氏、従業員75人)は、7月26日に東京地裁へ民事再生法を申請した。
申請代理人は松田耕治弁護士(千代田区丸の内2-2-2、電話03-6212-5500)。なお、監督委員には永沢徹弁護士(中央区日本橋3-3-14、電話03-3273-1800)が選任されている。
 当社は、1964年(昭和39年)10月に水槽など観賞魚用器具の製造を目的に日本水槽工業(株)の商号で設立され、91年10月に現商号の(株)ニッソーへ商号変更した。近時は、観賞魚用ガラス水槽の製造33%を主力に、観賞魚飼育用の蛍光灯やエアーポンプ、フィルター、保温器具などの電気器具の製造を手がけるほか、フィルター用ろ過材、餌、水温計、アクセサリーなど関連用品も取り扱っていた。
技術、企画、開発力には定評があり、一時は水槽に関しての国内シェアは60%(現在は40%)といわれるなど、観賞魚用品業界トップメーカーとして “NISSO”ブランドの知名度は高く、95年9月には株式を店頭市場(現・JASDAQ)へ上場していた。とくに、当社独自の「曲げガラス加工」により、水槽の支柱をなくした商品「ニュースティングレー」シリーズなどが通産省(現・経済産業省)の“Gマーク”に選定されるなど、商業デザイン力の高さで業界の地位を確立し、ピーク時の94年3月期には年売上高約146億7300万円を計上していた。
<以下省略>

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  サテの盗難
Date: 2004-08-18 (Wed)
 今から3〜4年前のこと、北陸エリアを担当しているある電気メーカーの営業と話をしていたときに、おかしな事を言っていた。

 それは、次のような内容だった。
「この前納めたばかりのサテ(サテライト=中継局)が一局丸ごと盗まれたことがある」。
「ある日、そのサテが電波を送っている地域の人から局に“急にテレビが映らなくなった”と連絡が入ったので、調べに行ったらサテの装置が全部無くなっていた」。
「だいたい犯人の察しが付いているのだが・・・」。

 犯人は誰なのかと聞いても、「まあそれは、いいです」と言って教えてくれなかった。

 先日たまたまWebを眺めていたら、次のような記事があった。事実かどうか判らないが、その営業が言っていることの意味が判った。

週刊ポスト/1999.6.4 1999/06/04 WEEKLY POST.COM [ Archive ]

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  赤ちゃんタレントのスカウト風景を目撃
Date: 2004-08-17 (Tue)
 ふた月ほど前のこと、商店街を歩いているときにスカウトをしてる光景を目にした。スカウトされていたのは、若い女の子ではなくて2歳くらいの赤ちゃんだった。

 もう少し具体的に書くと、午後3時前に天神橋筋商店街のJR天満駅付近を歩いていた。商店街は人通りが多く、自分の前にはベビーカーを押した20代位の若いお母さんが歩いていた。

 突然、前を歩いていたそのお母さんが立ち止まったので、何だろうと思って自分も立ち止まった。どうやら、知らないおばさんが、そのお母さんに話しかけて来たので立ち止まったみたいだ。

 話しかけてきたのは年齢55歳くらい。そんなに綺麗な服装はしておらず、背が低くやや太り気味で、どこの商店街でも見かけるごく普通のおばさんだった。

 一体何を話しているのか気になったので、聞かないふりをして聞いてみた。

 その時の会話は、
(おばさん):可愛いお子さんですね。
(お母さん):あっ。 はい。
(--------):しばらく間ある。
(おばさん):実は私、雑誌やテレビに出演する赤ちゃんモデルのスカウトをしているんです(名刺のような物を出す)。
(おばさん):あんまり可愛いお子さんだからモデルなられてはどうかなと思って・・・。
(お母さん):断りもせず、会話が続く。

 他人の会話を立ち止まって聞いていると怪しく思われるのでその場を立ち去ったが、自分の子供が可愛いと褒められたので、そのお母さんは結構乗り気で話を聞いていた。

 それから数週間後、たまたま夜にラジオを聞いていたら、出演者(あんまり売れていない芸人さん)が「自分の子供(2歳)もモデルとしてタレント事務所に登録している」と喋っていた。
 そして、「写真撮影に2万円。子供が人見知りしないようにスクールに通わせるために5万円。しかし、それだけお金をかけているのに仕事が来ない」と喋っていた。
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 商店街で見たそのお母さんやスカウトしているおばさんには申し訳ないが、新手の詐欺商法に見えなくもない。相手の目的は赤ちゃんを出演させることではなく、写真撮影・スクール・タレント名鑑などの名目で親から金を巻き上げるのが主目的であるような気がする。もちろん、まともなタレント事務所も在るとは思うが。
 Webを検索していると、こどもがスカウトされたという記事があった。トラブルになったとは書いていない。

息子がスカウトされる!?[stjn.exblog.jp]
こどもタレント[crab.exblog.jp]

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  関電・美浜原発3号機の蒸気漏れ事故 つり金具に対する疑問
Date: 2004-08-16 (Mon)
 関電・美浜原発3号機の蒸気漏れ事故の写真を見て疑問に思ったことがある。
関電・美浜原発3号機の蒸気漏れ事故 配管つり金具


 関電は「この配管はノーチェックだった」と言っているが、事故の後に新聞で公表された破裂した配管の写真を見ると、

1) つり金具の近くで破裂している。
2) 配管を抱きかかえているつり金具の上と下のボルト・ナットの状態が異なっている。
3) 具体的には、
3-1) 下側に見えるボルト・ナットは、つり金具と同じ塗装が施されていて、多少赤さびも発生している。
3-2) 上側に見えるボルトは、表面が塗装ではなくメッキが施してありる。そして、光沢があるので比較的新しいものと思われる。

 配管自体はノーチェックであっても、それをつり下げる建家部分の手直しは行っていたと思われる。管理指針は判らないが、2次系とはいえ原子力発電所内の工事だから、手直しをするには国に報告して承認を受けるなどの手続きは無いのだろうか。あるいは、関電内での工事申請手続きがあるとか。

 何らかの手続きが在るとしたら、つり下げるときの引っ張り強度や応力の設計計算書を作成するはずだから、問題の配管の対応年数に対する現在の強度なども考慮すると思うのだが。そうすれば、「この配管はヤバい」と判断できそうなのだが。

 配管の破裂はつり下げ金具の近くで起こっている。破裂の直接原因は管の厚みが細っていたためだが、つり金具を交換したときに天井方向に強く引きすぎた(逆に引きが弱かったか)などの理由により、配管に過大な応力が加わったことも事故の要因と考えられる。

 こんな事、全く関係のない自分が考えても仕方ない事だが、気になったのでここに疑問として書き記しておくことにした。

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  どう見ても戦略ミス 日朝実務者協議
Date: 2004-08-13 (Fri)
 日本人拉致問題で日朝実務者協議は12日に終わったが、その結果は自分が思っていた通りの結果だった。
拉致不明者「特殊機関通し調査」 北釈明、日本再協議を要求 2004/08/13 産経新聞 [ Archive ]
日本政府、北朝鮮への12.5万トンの食糧支援などを決定 2004/08/05 ロイター [ Archive ]
北朝鮮日本人拉致事件[dailynews.yahoo.co.jp]
 たぶん相手側も初めからこの会議で詳細を明かすつもりなんて毛頭無かったのだろう。

 そうなれば、2004/08/05に政府が決定した12万5000トン(約4000万ドル)の食糧支援と700万ドル相当の医薬品などの支援を行うことを決めた戦略は大失敗と言うことになる(小泉首相は5月の日朝首脳会談で、25万トンの食糧支援などを実施することを表明している)。

 この前の第20回参院選で、蘇我さんとジェンキンスさんを会わせるようにしたのは、北朝鮮側からすればある意味小泉政権に対する支援だ。その支援のお返し(お礼)として、12万5000トン(約4000万ドル)の食糧支援と700万ドル相当の医薬品などを送り込む事にしたとも思われる。
 もし、北朝鮮もその様に解釈していたら、拉致被害者の結果なんてこの会議で回答する予定に入っていないはず。この会議は、支援物資の贈呈式という位置づけだったのかも知れない。

 選挙の結果は全くと言っていいほど芳しくなかった。もしかしたら、北朝鮮も選挙結果を見て小泉政権に見切りを付ける可能性もある。そうすれば、支援物資の残りの分の回収を優先するだろ。つまり、「約束通り全ての支援が実行するまで回答は控える」と。

 どう見ても日本側の戦略が甘としか見えない。
 ネットに次のような記事があった。本当だろうか。

インターネット行政調査新聞/噂の怪奇情報・噂の宝庫:2002年11月[www.gyouseinews.com]

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  関電・美浜原発3号機の蒸気漏れ事故(つづき)
Date: 2004-08-12 (Thu)
 2004/08/11の続きです。
 ニュースを読んでいたら次の記事があった。
関電と下請け、点検巡り主張が対立…美浜原発事故 2004/08/11 YOMIURI ON-LINE [ Archive ]
 この記事から判ることは、現在発電所の点検を請け負っているのは三菱重工ではなく(株)日本アームであることだ。

(株)日本アームが点検業務を請け負う過程は概ね次のとおり。
(1) 1991年に三菱重工が点検個所のリストを作成。
    -この時点で今回の事故発生部位は点検項目から抜けていた。
    -実際の点検は三菱重工が行っていたと思われる。
(2) 1996年から(株)日本アームが点検作業を実施するようになった。
    -点検個所リストは三菱重工が作成したものを流用。

 この(株)日本アーム[narm.co.jp]と言う会社、ニュースの記事では(関電の)子会社と書いてあるが、同社のWebサイトを見てもはっきりと書いていない。代表取締役社長の名前は“浅野尚”氏であることは同社のWebサイト判る。この名前をキーワードにしてGoogleで検索してみると、
エネルギー・資源学会[jser.gr.jp]のhttp://www.jser.gr.jp/activity/kenkyukai.pdf【PDFファイル】
の12ページ、中央付近に"関西電力"として名前が載っていた(下図)。
PDFデータのキャプチャー画像

と言うことは、やっぱり関西電力の系列会社なんだろう。
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 今まで三菱重工に点検を発注していたのが1996年から日本アームに切り替えたのは、おそらくコストダウンのためだろう。

 たぶん三菱重工は検査を実施する前に関電に対して点検個所・点検方法・判定基準などを克明に書いた“検査実施要領書”という分厚い書類を提出して、関電がその内容を精査して、関電にOKをもらってから、この書類に基づいて点検を実施しているはずである。

 だから関電側としては「毎回一緒の点検内容やし、この書類さえ有ったら三菱重工なんかに高い金払ってやらさんでも、我々で点検できるやん」と安易に考えて系列会社にやらせたのではないだろうか。

 所詮、実施要領書なんて紙である。そこには文字では書き表すことが出来ないノウハウや急所(かんどころ)なんて載っていない。それを理解していなかったのも今回の事故の一因だろう。

 もし、金は高いがこのまま三菱重工に点検を発注していれば、メーカーだから公には出来ないが発電システムの弱点も知っているはず。すると何某かの理由を付けて点検項目の追加、あるいは部品交換を提案してきたかも知れない。
 それに、点検個所の抜けがあっても次の点検時に追記してくる可能性もある。しかし、系列会社は書かれた通りしか点検出来ないし、それに加えて今回の破損個所が項目から抜けていたので何もしなかったのだろう。そこには、子会社故の遠慮や甘えが存在していたのかも知れない。
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  昔の大阪の商売人は、客から値下げを要求されたら、「ええもん、高いもんは当たり前や!」といって要求を突っぱねた。その代わり、「ええもん」を納めるように努力した。
 今は業界を問わず「安ければそれでヨシ」とする傾向が非常に強い。そのしっぺ返しが今回の事故だと思う。

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  関電・美浜原発3号機の蒸気漏れ事故
Date: 2004-08-11 (Wed)
 2004/08/09、関西電力美浜原発3号機のタービン建屋内で蒸気漏れが発生し、4人の方が死亡7人の方が重軽傷という事故が発生した。

 亡くなられた方のご冥福と、入院されている方の一日も早い回復をお祈りします。
美浜原発事故の破損管、検査対象漏れ 2004/08/10 YOMIURI ON-LINE [ Archive ]
降り注ぐ高熱蒸気に逃げ場なく、「まさか」関係者衝撃 2004/08/10 YOMIURI ON-LINE [ Archive ]
配管の「延性割れ」か 76年以来、検査せず 美浜原発事故 2004/08/10 Sankei Web [ Archive ]
配管狭めた構造が原因か 厚さ1.4ミリに 美浜原発事故 2004/08/10 Sankei Web [ Archive ]

原子力発電所 運転出力状況リアルタイム表示[www.kepco.co.jp]
原子力発電所 運転出力状況リアルタイム表示

 放射能漏れは無かったと言うことが不幸中の幸いだが、8月9日は59年前、長崎に原子爆弾が投下された日だから何か嫌な思いがした。

 学生の頃に発変電工学という講座があった。主に火力発電所のシステムに関する講座だったが、その時先生が「火力発電所で一番恐ろしい事故はスチーム漏れだ」と話していたことを思い出した。今回の事故もシステム系統上は火力発電所と同じく発電機のタービンを駆動するためのスチーム漏れだった(実際には、“漏れ”程度では無い)。

 自分みたいな大学で話を聞いただけの人間が“スチーム漏れは恐ろしい”と知っているのだから、当然関係者はそれ以上にその恐ろしさを知っているはずだ。しかし、問題の箇所は今まで一度も点検も、部品交換もしていなかったとは“関係者がアホだった”か“手抜きをしていた”しか考えられない。

 事故発生後に関電から“美浜3号機の点検システムの作成を三菱重工業に委託。同社からシステムが納入された時点ですでに登録漏れがあった”云々のコメントが出ていた。少しでも自社の責任を軽くしたいという発言なのだろう。しかし、業者(ここでは三菱重工)の納品物を自社(関電)の受け入れ検査基準に乗っ取りって検査し、受領しているのだから当然最終責任は関電に有る。

 業者となれ合いになっているので、納品物の内容に関して精査していなかったのだろう。また、業者側もにコストの関係で、協力会社に丸投げしていたとも考えられる。

 この発電所は運転開始が1976年で、設計はそれより以前(1970年頃)にしているはず。1970年頃なら図面は手書きと思われる。これをCADデータ化する際に写し間違いを起こし、今回事故があった配管を書き込むのが抜けていたのではないだろうか。

 あるいは、機構(構造)設計部門が正確なCADデータを持っていても、今回請け負った検査システム部門に対してCADデータではなく紙に出力した図面しか渡さず、それを改めて検査システム系統図に書き写す時に問題の配管を書き写すのを忘れたとも考えられる。機構(構造)設計部門がCADデータを渡したがらないと言うのはこの手の業者には良くあることだから。
 また、転記する側も「転記するだけ」と安易な考えでコストの安い人材派遣会社の社員に任せ、出来上がった図面をろくすっぽチェックもしなかったのかも知れない。
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 色々と事故の要因は考えられるが、メーカーは三菱重工であるから当然責任は問われるだろう。三菱重工も系列の自動車会社を支援する余裕があれば、自分のことを考えた方がよいと思う

三菱重工の「内憂外患」、親の意地で自動車再建担うが訴訟も浮上 2004/05/26 日経ビジネス [ Archive ]

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  日本学会事務センターの破産
Date: 2004-08-10 (Tue)
 何気なく読売オンラインを読んでいたら、“日本学会事務センター[bcasj.or.jp]が破産へ”という記事が載っていた。
預かり金流用の「日本学会事務センター」が破産へ 2004/08/10 YOMIURI ON-LINE [ Archive ]

 全国の300近い学会の事務を代行していた文部科学省所管の財団法人「日本学会事務センター」(東京都文京区)が、学会からの預かり金を財団の運転資金に無断流用していた問題で、同財団が東京地裁に民事再生手続きを申し立てたものの棄却され、保全管理命令を受けていたことが9日、わかった。

--中略--

 財団関係者によると、財団は自社ビル建設に伴う借金返済や関連会社への貸付金が焦げ付くなどして、今年3月末で6億円余りの債務超過に陥っていた。昨年、この関連会社幹部の使い込み事件など不祥事が相次ぎ、経営陣が交代したが、財団の経営状況は、学会側には周知されていなかった。

 ところが、先月、各学会からの預かり金の流用や深刻な財務状況が表面化。財団は同月、再建計画を策定し、文科省に報告するとともに、各学会に返済の猶予を要請。金融機関にも援助を求めるなどしたが、受け入れられなかった模様だ。
 そういえば自分も学生だった頃、○○学会(学会名失念)とかに入っていた記憶がある。たぶん技術系の大学に通っている学生で4年生やマスター・コースやドクター・コースの学生ならば大抵はどこかの学会に入っていると思う。そして、入会の切っ掛けは、先輩の学生から言われて訳のわからん間に集金されて入会というパターンが多い気がする。

 その学会に入ってまじめに論文を収集して研究し、自分の研究結果を論文にまとめて学会誌に発表するパターンもあるし、送られて来た学会誌を読みもせず積んでおくだけで、親睦会を主目的に学会が主宰する発表会に参加するパターンもあったかとも思う。

 記憶があやふやだが、学生の頃日本学会事務センターに会費を振り込んだような気がする。

 この記事を読んで日本学会事務センターって文部科学省の所管であることを初めて知った。名前も名前だし、後ろに文部科学省が控えているので、それを信用して各学会は会費や出版物の集金をここに委託する。学生は先輩から言われて自費で入会するが、先生方は大学の経費で入会費で支払い、企業も経費で入会費を支払う。信じ込みがあったり、自分の金ではないという意識があったりするから日本学会事務センターがおかしな事をしていても多くの人はそれに無頓着だったのだろう。

 ただ一部には、何らかの情報を入手してか、そこを離れる動きも事前にあったみたいだ。
大教室のMONOLOGUE 《blog版》[blog.livedoor.jp]
(財)日本学会事務センターに関する問題について 日本形成外科学会[secretariat.ne.jp]  [ Archive ]※1
 この日本学会事務センターって実際にはどの様なことをしている組織なんだろうか。同センターのWebPageをチェックしてみると次のように書いてある。

[http://edpex104.bcasj.or.jp/bcasj/div_membership.htm]
財団法人 日本学会事務センター
研究者情報管理部
 財団法人 日本学会事務センター(Business Center for Academic Societies Japan; BCASJ)では,独自のコンピュータ会員管理システムを開発し,会員情報の集中管理による業務の効率化を図り,学会の運営基盤となる会員管理全般をサポートします。会員情報は,汎用コンピュータを中心とした基幹系サーバにおいて一括管理し,登録情報の保護や安全性の確保に配慮しています。また,学会保有の特性に対応するため,学会情報マスタを設け,会員情報と連係し,最新情報に基づいた各種帳票やラベルの出力を行うとともに,会誌などの発送を行います。インターネットを利用した会員処理システムの開発を進めており,入会受付処理や会員名簿作成のための会員調査システムが稼動しつつあります。
 ここでは,学会運営の中でも「会員の管理」に焦点を絞り,私どもが実際に携わっている業務をご紹介します。

[http://edpex104.bcasj.or.jp/bcasj/div_membership_details.htm]
会員情報の管理
* 会員(国内・海外)情報の整備・管理
* 入会・退会・異動など各種届出の随時受付,週単位による更新処理
* 各種更新処理の結果は,月単位にまとめ報告
* 会員からの登録状況(会費納入状況など)の問い合わせに適宜対応

会費請求・入金処理
* 会費納入率の向上を図るため,会費専用払込取扱票(銀行・郵便局併用)を年3回発行
* 郵便振替MTサービスを利用し,会費入金処理の迅速化を図り,週単位に更新
* 団体(購読)会員・賛助会員など機関登録会員への会費請求は,国庫金や指定請求様式などの支払方法に対応
* 海外会員への会費請求は,学会の要望により円建・ドル建請求の選択に対応し,会費支払方法は,クレジットカード・小切手・銀行送金など会員の選択による会費納入に対応
* 会費口座振替(自動引落)サービスの提供

会誌等の発送
* 学会の指定する条件(会費や種別など)に基づき各種案内物を発送
* 新入会員や指定条件解除(入金・住所不明解除など)に対する定期刊行物の遡及追加発送
* 転居先不明による定期刊行物の返本に対する問合せ確認・追従発送
* 刊行物の未着,乱丁・落丁などによる問い合わせに対応
* 刊行物の保管・整理

会員名簿の作成
* 製作方針・日程・費用などを相談のうえ,調査カード(用紙)を利用した登録情報の調査から版下原稿作成など一貫した製作処理
* 選挙人名簿・機関別名簿・英文住所掲載名簿など各種名簿の製作
 素朴に“大したことをしていない”様に思われる。
1) あの学会も、この学会もと、多くの学会を一括管理しているから逆に複雑なシステムになってしまうのであって、基本的なルールだけを決めて後は各学会が独自に事務管理を行った方がスマートではないのか。
2) 管理するシステム(ソフト)を各学会に販売すれば良いだけではないのか。
と思ったりもする。

 逆説的にとらえると、わざとシステムを複雑化することにより存在感を演出して、同時に顧客が他のシステムに移行できないようにつなぎ止めている様にしているとも言える。

 今の時代わざざわ学会誌という紙メディアで論文を発表する必要もなく、自分が所属している大学あるいは企業のサーバーで公開する方がコストも時間も省略できるだろう。その観点からも、この団体の存在価値は低いと思われる。

 また、本来学問は広く一般に公開されるべきものだが、日本学会事務センターが管理するサーバーにWebPageを置いてる学会はGoogleでも検索されずすごく閉鎖的である。
 これは、このサイト全体が検索ロボットでクロールを拒否する設定をしているためらしい。気まずい事をてしいるからサイトを公にしたくないという心が働いていたからだろうか。
ロボット検索を拒否する日本学会事務センター[blog.makoto.ne.jp]

【2004/08/17追記】
先ほどwebを見ていたら、この様な記事があった。
学会事務センターが破産 東京地裁が管財人選任 2004/08/17 共同通信 [ Archive ]

<一部引用>
同弁護士によると、申立書記載の同財団の負債額は約30億円。
 学会からの預かり金は今年3月期に約16億4000万円あるはずだったが、文部科学省の御手洗康事務次官は7月、「現金や定期預金などの資産は11億6400万円しかなく、5億円が流用された」と説明していた。
 しかし、竹村弁護士らが同日、学会側に行った説明では、資産のうち現預金は約1億5000万円にすぎず、会費などの返却は困難な状況という。
 

当初は上記※1の様に、「不足は7.4億円」とか「金は定期預金で保管されている」とか適当な言い逃れをしていたみたいだが結局、預かり金をほとんど使い込んでしまっていたようだ。いったい何にその金を使ってしまったんだろうか。自社ビル建設や関連会社への貸付とか報道では言っているが、本当のところは一部の役員連中の飲み食いやお小遣いに使われてしまったのだろう。

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  中国の素顔
Date: 2004-08-09 (Mon)
 中国で行われてサッカーのアジア・カップで中国側のサポーター達が日本の国旗を燃やしたり、国歌斉唱時にブーイングをしたり、色々と問題を起こしていた。

 中国政府もこれに対して警備強化や事前にこのようなことが無いようにとPRしていたそうだが、たぶん中国のことだからサポーター達の行為は政府公認の行動だろうと伺える。なぜなら、お国柄押さえ込もうとすれば幾らでも手段はあるのに、その様なとこはしなかったからだ。

 また、翌日の北京の新聞にはサポーターがこのような行動をしたことには一切触れていないと言う。あの国のマスメディアも実質的には政府の代弁機関であるから、益々この一件は政府公認行動と言っても良いだろう。
 北京の新聞に載らなかったのはオリンピックもあるので、このような事は文字として残る歴史的事実から消し去りたいという意向があったのかも知れない。歴史の操作がお得意なお国柄なので・・・。

 一言で片づけてしまうと 民度が低い国だ と言える。
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 今回の一件はある意味、良いことだと思う。つまり、今回の一件は多くの日本のメディア、テレビのワイドショーにも取りあげられ、その時にODAで同国に多額の資金を提供している事実も添えて報じいていたからだ。
 つまり、このような国に対して本当に資金援助する必要が有るのか・無いのかを少しでも考えさせる機会を日本人に与えてくれたからだ。
我が国政府開発援助個別案件(調達状況等)(平成15年度)2.無償資金協力[mofa.go.jp]
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 この件に関するのテレビのニュースを観ていて一局だけ異彩を放つコメントをしていた局があった。NHKである。午後7時のニュースで(2004/08/07か/08だったかは失念)解説者のおじさんが次の様な解説をしていた。
<要約>
 今回の一件で騒いでいる人々は低所得者層が多く、生活に対する不満のはけ口にしている側面がある。それを中国警察が強引に押さえ込むと、その不満は中国政府に向けられることになる。だから、中国としてもきつく取り締まることが出来ないのだ。
と、半ば今回の行為を認めるかのような解説をしていた。

 この解説を聞いて、「おいおい、君は何処の国の人なの?」、「君がいま出演している局は何処の国から免許をもらって電波を出している局なの?」、「その局の運営資金は何処の国民からお金を徴収しているの?」と言いたくなった。

 低所得者であろうが、高所得者であろうが、相手の国の国民が不愉快に思う行為をしてはダメだろう。
 それに、あの騒いでいた人々って競技場内で騒いでいたし、決して貧しい服装でもなかった。競技場に入るのにも入場料が必要だし、服を買うにもお金が必要だ。だから、低所得者層には全く見えないのだが。

 NHKとして相手国に配慮した大人の解説をしたつもりなんだろうが、全く配慮にもなにもなっていない。本当の配慮なら、「相手の国の国民が不快に思う行為は慎むべきだ。これが国際社会の常識だ」と言うべきだろう。恐るべき常識を持った放送局だ。

「日の丸」焼き警官と衝突 日本公使の車、ガラス割られる 2004/08/08 Sankei Web [ Archive ]
アジア杯試合後も騒然、「なぜ」と憤る日本人観客 2004/08/08 YOMIURI ON-LINE [ Archive ]

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  久しぶりの停電(柱上トランスの寿命は30年 そろそろ交換時期にさしかかっているのか)
Date: 2004-08-06 (Fri)
 先日(2004/08/04)の午後9時頃に久しぶりに規模の大きい停電があった。停電なんてここ20年間一度もなかったように思う。

 ちょうどその日は台風11号が大阪に来ていた。午後9時、たばこを吸うために換気扇のスイッチを入れた瞬間に部屋の電灯が一斉に消えた。

 うちのブレーカーが落ちたのかと思い手探りで懐中電灯を探しブレーカーを見に行ったが異常は無く、外に出てみると周囲の家全部が真っ暗になっていた。ちょうど台風の影響で雨が降っていたので、柱上トランスが漏電して安全装置が働いたのかも知れない。

 最初の停電は1分程度で回復した。その5分後再び停電、そして3分後復旧。停電→復旧→停電このサイクルが10回程度あり、午後10時まで続いた。
 雰囲気としては、電力会社からのリモート制御で地域の電源を“入り・切り”させて問題箇所を絞り込んでいるようだった。

 2回目以降の停電の時、外に出てみたが不思議な光景だった。うちの周囲だけが停電になっていて、大きな道路を隔てた向こう側の家は電灯がついている。エアコンも止まってしまっているので室外機の音もなく、静まりかえっていた。
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 結局何が原因だったのかは判らないが、午後10時以降は停電もなく正常に戻った。考えてみれば近くの電柱に取り付けられているトランスは自分が子供の頃からそこにある。交換している様子も見たことが無い。また、電柱に繋がる電線も張り替えられている様子も見たことが無い。
 工事をしてから30年近く経過していると思われるので、傷んで漏電やショートが発生しても不思議ではないだろう。
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  柱上トランスの寿命はどの程度なのか調べてみたら、独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構[nedo.go.jp]の平成14年度 評価報告書 事後評価26 即効的・革新的エネルギー環境技術研究開発/超低損失柱状トランス用材料の研究開発【PDF】の2-6ページに“実際には柱上トランスの寿命は 30年程度と長いため置き換えには時間を要するが・・・”という記述があった。

 そろそろ街全体の電源設備の交換時期に来ているみたいだ。30年前と比べると住宅やマンションが増えたり、電線以外にも電話線、ケーブルテレビの同軸線、ひかりファイバーケーブルなどが引き回されて電柱付近のは配線はかなり複雑になっている。簡単に交換できるんだろうか他人事であるが少々心配だ。

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  こんどは北方領土訪問か
Date: 2004-08-05 (Thu)
 小泉首相が今度は北方領土に訪問するという。
北方領土訪問を本格検討 首相、交渉活性化狙う 2004/08/03 共同通信 [ Archive ]

 小泉純一郎首相は3日、早ければ年内にも北方領土を訪問する方向で政府、与党内の本格的な検討に着手した。具体的な時期については、秋に予定される臨時国会閉幕後の年末から、来年初めの通常国会開会前までの期間を模索しているとみられる。実現すれば現職首相として初めての訪問となる。<以下省略>
  もともと才能があるわけではなくマスメディアが担いで生み出した様な首相だから、人気が低迷すればパフォーマンスを行って人気を回復しようとする。

 おそらく、この北方領土の訪問も人気回復政策の一環だろう。こんな事は普通の人間なら見透かしているはず。どの様な手段で行くのかは知らないが、税金を使っていくんだからそれなりの成果はあげてきて欲しいものだ。全く期待はしていないけれど。

 一国の首相が安易に北朝鮮やロシアに行くと相手国からは軽く見られるだろう。首相が行くのだから当然根回しや段取りが必要だ。普通なら根回しには何ヵ月あるいは何年もかけて外交ルートで行うだろう。でも、前回の北朝鮮訪問も今回のロシア訪問も、おそらく思いつきで行く程度だと思われる。

 行って何をどうして、何をどう解決するのか静観しておきたい。

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  弁当の思い出 (全員が一言も会話することなく黙々と昼食を食べる)
Date: 2004-08-04 (Wed)
 昨夜asahi.comを眺めていたら、こんな記事があった。
全閣僚が食中毒なら大変、昼食会の「刑務所ランチ」中止 2004/08/03 asahi.com [ Archive ]

 毎週水曜日に官邸で開かれる閣僚昼食会で4日、受刑者が食べる刑務所の食事を大臣たちに味わってもらう準備を法務省が進めていたが、直前の3日になって急きょ中止された。午前中に府中刑務所(東京都府中市)で調理されたものを官邸まで運ぶ予定だったため、食中毒などを心配した官邸側が「全閣僚が同じ食事を食べて万一、体調が悪くなっては大変」と判断した。

 「刑務所の食事体験」は、野沢法相が刑務所に関心を持ってもらおうと提案。「米7・麦3」の割合のご飯、中華風スープ、鶏肉とピーマンのいため物、大根の漬物、つくだ煮のメニューも決まっていた。
 確かにこの記事にあるように、同じ調理場で調理した食事を食べて万が一、全員が食中毒を起こしたら国政に差し障りがあるので妥当と言えば妥当な選択だろう。

 しかし、調理している人にとっては結構プライドに傷を付けられるであるとも言える。また、それならば閣僚のうちの代表者だけが食べると言うのも一つの方法なのだろうが、あまりその事には触れていない様子だ。とにかく“食べない”あるいは“食べたくない”という意見で一致したのだろうか。

 食中毒を建前にすれば妥当な断り方だとは思うが・・・。「本当にそうなのか?」とも思いたくもなる。中には、「昔懐かしい味」と思う人もいれば、「俺はもしかしたらこのメシが主食となるのか」と思いながら食する人もいるかも知れない。
 そんなこんなで、食中毒を表向きにして断ったのだろう。しかし、これは危機管理という面では正しい対処方法だと思う。これに関連して思い出したことがある。
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  昔勤めていたある会社の昼食風景は、一般企業とは少しちがっていた。

 その会社は大企業で、その敷地内に何千人と働いている(ただし、今その企業は超低迷気味で社員は大部リストラされていて、なぜか口が達者世渡りが上手仕事の出来ない社員ばかりが残っているらしい)。社員数があまりにも多いため食堂という物が無く、部長から平社員・パート・アルバイトまで全く同じ内容の弁当が配られる。そして、その弁当を職場の仕事机の上で食べるのだ。弁当箱は二つあり、一つはおかずだけが入っていて、もう一つにはご飯だけが入っている。
 仕事が忙しいときは、朝机の前に座ってから帰るまでトイレ休憩する以外は、そのフロアーから出ることが無い。

 気の合う仲間と一つの机を囲み雑談をしながら楽しく食事をするのがよくある社内の食事風景だと思う。しかし、今まで仕事をしていた机の上の書類を食事時だけ片づけて、そこで弁当を食べるものだから話し相手というのは隣の人しかいないし、隣の人との間も電話機が置いてあったり書類が置いてあったりする。だから、全員が一言も会話することなく黙々と昼食を食べる。そして、さっさと弁当箱を決められた場所に返すとある者は机の書類を元の位置に戻し仕事を続け、ある者はフロアーから外に出る。とにかく、そのフロアーは昼休みでも静かで、楽しい会話というのは存在しなかった。

 自分は味に対しては無頓着なので、何でも美味しく頂く事にしている。しかし、こんな自分でもその弁当は「美味しくない」と思うことが何度かあった。

 最終電車が無くなり、会社の前に止まっていたタクシーに乗ったときにドライバーのおじさんが「自分も昔はその会社に勤めいた」と話していた。そして、昼食の話題になったとときに面白いことを言っていた。

 そのタクシーのおじさんが「あの弁当のメシは美味しくないやろ。なんでか判るか」と言い出した。「判らない」と答えると、理由はメシの炊き方にあることを教えてくれた。どういう事かというと、社員数が多いため、釜で米を炊かないそうだ。

 その米の炊き方というのは、弁当箱に米と水を入れて蓋をする。そして、コンベヤーに並べてスチームが吹き出す釜の中を通す。すると米が炊きあがると言う仕組みらしい。
 そう言われれば弁当箱のご飯の表面は、釜からしゃくしで移したような凹凸なかったから、そのおじさんが言っていることは本当だと思った。

 なぜかその会社の社員達は「会社の弁当はマズイ!!」と良く言う。しかし自分で弁当を買ってきたり、外に出て食べようとはしないのだ。これも愛社精神の現れなのだろうか。だから、社員数が多いその企業があったとしても、その周囲には食べ物屋はほとんど無く、寂れてしまっているのが現実だ。つまり地域には全く貢献していないのだ。

 一応日本を代表する企業らしいが、食事風景を見ていても昭和30年代半ばの高度成長期そのままの姿であり、現代には全くマッチしていない。だから、今は会社が傾き欠けているのだろう。
 ついでにもう一つ書いておくと、みんなが同じメシを食っているから、全員が同じ様な発想しかできず、新商品の開発にも行き詰まっているんだろう。

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  吸水土嚢(どのう)
Date: 2004-08-03 (Tue)
 先日も台風の影響で四国で浸水していたけれど、それに関連して思い出したことがある。素数日前の夜中、民放テレビで大阪の中小企業の特集をしていた。

 そのときに、吸水土嚢(どのう)というものを紹介していた。どの様なものかと言えば、普通の土嚢は袋(麻袋など)の中に土や砂を詰める。しかし、吸水土嚢というのは麻袋の中に少量の吸水ポリマーが入っていて、土嚢の袋ごと水に浸けると吸水ポリマーが水を吸って大きく膨らむと言うもの。
例えばこのようなもの:http://www.jin.ne.jp/pipe/dono.html
  その番組ではすごく素晴らしいものとして扱っていたが、本当に画期的な商品なんだろうか。少々疑問に思った。と、言うのは水で麻袋を膨らませる。そして対象とする物(せき止める物)は水であること。どうなんだろうか。本当に効果はあるんだろうか。

 具体的に書くと、水の比重は1である。土嚢には水が100%入っているわけではなく吸水ポリマーが入っている。だから水の比重よりも若干ではあるが軽いはずだ。
 そうだとすれば、この吸水土嚢を水に浮かべたらどうなるか。おそらく浮きもせず沈みもせずと言ったところだろう。

 用途が土嚢なのでそれが水に浮いてしまうと全く役をなさないことになる。さて現場ではその様な物が役に立っているんだろうかと、疑問に思った。

 直感で判断すると、その土嚢高さの1/3程度の水ならばせき止めることが出来るように思うが、それ以上の水位であればプカプカと流されてしまいそうな気がする。いずれにして、先日の福井や四国を襲った水害であれば少々土嚢を積み上げてもそれよりも水かさの方がグングン高くなっていたから土嚢自体が無用だろう。

 結果的にこの吸水土嚢と言うのは、都心の地下街の入り口や地下鉄の入り口が水が入り込む初期段階をくい止める用途しかなのかと思ったりもする。行き着くところは浸水だけれども、「何も手だてはしていなかったのか」と言われないための言い訳の道具の様な気もする。まあ、それはそれで良いんじゃないかと思ったりもする。しかし、画期的な製品とは思わない。

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  台風10号覚え書き
Date: 2004-08-02 (Mon)
 2004/07/30深夜に大阪近くに来た台風10号は、自分の受けた感じとしては非常に風が強い台風だった。四国ではこの台風の影響で大雨、浸水した地域もあったみたいだが、大阪市内はほとんど雨が降らなかった。
県内、高潮で44戸浸水-台風10号影響 2004/08/02 四国新聞社 [ Archive ]
 30日の午後11時過ぎ、すごく強い風が吹き出してきたので不安になりテレビで気象情報をチェックしてみた。すると、いつものNHKなら大抵こんな時は気象情報をしているはずなのに、プロジェクトXの再放送をお気楽に流していた。そして、気象情報を伝えるテロップさえも流れていなかった。

 NHKも首都圏に台風が来るとなれば、台風が到達する随分前から番組のスケジュールを変更して台風情報を流すのに、大阪に台風が来ていてもこんな対応なのかと思い少々腹立たしかった。

 民放では、この時刻に気象情報を字幕で流しているところは関西テレビだけだった。NHKが台風情報を流しはじめたのは1時頃からだったと思う。

 午前1時頃にNHKの気象情報をチェックした時に「大阪管区気象台の風速計が故障したため、計測できない」なんて言っていた。

 気象台の風速計が故障なんて、彼らのシステムは冗長構成にはなっていないのだろうか。ずいぶんと危機管理意識が薄れたところだ。
風向風速計が故障 大阪城公園内に設置 2004/07/31 京都新聞 電子版 [ Archive ]

 31日午前零時25分ごろ、大阪管区気象台が大阪城公園内(大阪市中央区)に設置している風向風速計が故障し、風速の計測ができなくなった。
 同気象台は予備の風向風速計に交換して午前10時ごろに復旧した。台風10号による強風が原因の可能性もあるとみて調べている。(共同通信)

大阪管区気象台ホームページ(www.osaka-jma.go.jp) ←ダサいデザインのWebPageだ!

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