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  情報を出し惜しみする国民生活センター 火が消えないスプレー式消火器
Date: 2004-11-01 (Mon)
 このサイトへのアクセスログを調べていると、jcicgw.kokusen.go.jp を名乗るホストからのアクセスが残っていた。

 もう少し詳しく書くと次のとおり。
 kokusen.go.jpとは、“独立行政法人国民生活センター”のこと。
 いずれもGoogleで検索してこのサイトに来ている。
 検索キーワードは、“ファイヤーストッパー 国民” や “独立行政法人 国民生活センター 簡易消火具”だった。
 つまり、このサイトで2004/10/08に書いた“火が消えないスプレー式消火器と国民生活センターのテスト結果公表のしかた ”が検索でヒットしたためだ。

 そこで、改めて国民生活センターのWebサイトを見に行くと、トップページに次のような告知が掲載されていた。
消火具のテスト結果に相違ありません![kokusen.go.jp]

 国民生活センターが「エアゾール式簡易消火具」のテスト結果について変更したかのような文書や情報を流している販売業者がおりますが、国民生活センターでは公表した内容について一切変更しておりませんのでお知らせします。
 おそらく問題の製品を仕入れていた販売業者が、在庫処分しようにも同センターが「性能に問題あり(=欠陥品)」と公表したために売りさばく事ができず、そこで「国民生活センターの公表は誤りで、訂正されている」などと嘘をついて販売しているのだと想像できる。

 このサイトに同センターからアクセスがあったのは、虚偽の広告をしていないかを調べているためだろう。
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問題のWebページ[kokusen.go.jp]
 この件、業者が嘘を付いて売りさばくのはもちろん良くないことであるが、それ以前に国民生活センターの公表方法に非常に問題がある。それをまとめると次のようになる。

●情報の出し惜しみをしている
 一番の問題点は、情報を出し惜しみ手いることだ。つまり、問題の製品名をトップページに書かず、付属のPDFファイルで、かつ、その一番最後のページに書いてあることだ。

 要するに消費者が必要な情報にワンクリックで辿りつけないようになっている。わざわざ“消火具のテスト結果に相違ありません!”なんて書くくらいならトップページに、『どのメーカーのコレコレという商品名の消火器に、コノ様な不具合が発見されたと』分かり易く書くべきだ。

●文字が小さい
 サイトを閲覧するのは視力が良い人ばかりとは限らない。こんな重要なことは、万人に判るように大きな文字で分かり易く表示することだ。体裁なんて2の次だ。

●一般人が用いる言葉で表記していない
 どういう事かというと、国民生活センターの問題の製品の表記が“消火”となっていることだ。世間一般には“消火”と呼ぶだろう。製品表示上は“消火”が正しいのかも知れないが、そんな言葉は使わない。

 検索するときは“スプレー 消火 消えない”というキーワードを使うだろう。だから、一般の人が普通に使う言葉で書かないと検索してもヒットしない。検索でヒットしなければ、Webで公表したとこに値しない。

 どうしても“消火”という言葉を使いたければ、本文中は“消火”と表記しておき、文末に注記として「本文では消火として記載してありますが、正式には消火です。これは、キーワード検索でヒットしやすくするために、あえて広く一般に使われている言葉で表記しています」と記載しておく程度の気遣いは必要だ。

 また、“エアゾール”の表記にいても同様に“エアゾール(スプレー式)”とでも表記するのが妥当だ。
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 ちなみに、東京消防庁は一ページに、大きな文字で分かり易く書いてある(下記)。なお、ここでも“消火具”と表記されている。
 同センターも、チマチマGoogleで第三者のWebページを調べることに時間を費やすよりも、判りやすく・読みやすく掲載する方法を勉強すべきだ。
東京消防庁<生活安心情報><救急アドバイス><エアゾール式簡易消火具を使用する際はご注意を-てんぷら油火災に効果のない製品があります->[tokyo.jp]

 独立行政法人国民生活センターが実施したエアゾール式簡易消火具の商品テストによると、輸入品4銘柄について、てんぷら油火災を消火しようとしたところ炎が拡大し危険な状態となりました。

商品テストを行った4銘柄は以下のとおりです。
・ファイヤーフェイド(韓国製)
・ファイヤーストッパー(台湾製)
・ファイヤーファーストエイド(アメリカ製)
・コールドファイヤー(韓国製)

 上記4品目に該当するエアゾール式簡易消火具をお持ちの方は、てんぷら油の火災には使用しないように注意して下さい。
 東京消防庁では、一定の基準を満たす鑑定マーク又は住宅防火安心マークの付いているエアゾール式簡易消火具を推奨しています。上記4銘柄については、鑑定マークや住宅防火安心マークは付いていません。
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