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もうすぐ昼ごはん
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  大和川河川敷に軽飛行機墜落。 この飛行機の持って生まれた運命のように思いました
Date: 2004-12-01 (Wed)
写真:27日午後3時17分ごろ、大阪府松原市別所の大和川の河原に4人が乗った自家用小型飛行機「ビーチクラフト式E33型」が高圧送電線に接触して墜落し、左翼などを大破。 先週の土曜日(2004/11/27)、テレビを視ていたら『大和川河川敷に軽飛行機が墜落※1』とニュース速報が流れていました。
※1:墜落と書いていたのか不時着と書いていたのか正確なことは忘れましたが、ここでは“墜落”に統一しておきます。

 その後のニュースでは“送電線に翼を引っかけて大和川河川敷に墜落し、けが人4人(いずれも軽飛行機の同乗者)、死者0人”、“翼が高圧送電線に接触し切断されたため6万世帯で停電があった”と伝えていました。

 死者が出なかったのは不幸中の幸いですが、電線を切断して停電を起こしているので関西電力からどれくらいの損害費用が請求されるんだろうかと気になりました。保険でまかなえる額なのでしょうか。

 そして、夜にテレビを視ていると再びその事故に関するニュースがあり『墜落した軽飛行機は36年前に製造されたもので、7年前にも八尾空港で胴体着陸事故を起こしていた』と伝えていました。

 古い飛行機はスクラップになるか海外に売り飛ばされるものと思っていたのですが、こんなに古いものが未だに空を飛んでいるとは驚きです。
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 事故機の写真を見ると翼の部分にJA3435の文字を読みとることができます。そこで、GoogleでJA3435を検索[google.co.jp]してみたら何件かの記事が出てきました。

 記事を読んでいると、ニュース報道のとおり航空・鉄道事故調査委員会のWebページに1997年(7年前)にも八尾空港で胴体着陸事故を起こしていることが公表されていました。

 しかし、この飛行機が関わったトラブルはこれだけでは無さそうです。国土交通省が発行する重大インシデント調査報告書には2001年にも同飛行機が“廃止された空港に誤って着陸した”という報告書がありました。

 今回の墜落事故は操縦している人に問題があったのか機体に問題があったのかは判りませんが、以前の事故は報告書を読む限り操縦する人に問題があったと読みとることができます。

 この飛行機には“良いパイロットに巡り会えない”という持って生まれた運命があったように思えて仕方ありません。
●1997年(7年前)の事故
航空事故調査報告書 個人所属 ビーチクラフト式E33型JA3435 八尾空港 平成9(1997)年11月2日[assistmicro.co.jp], TopPage

1.1 航空事故の概要
 個人所属ビーチクラフト式E33型JA3435は、平成9年11月2日、17時07分ごろ、八尾空港で離着陸訓練中、脚上げ状態のまま滑走路27に着陸し、同滑走路上に擱座した。
 同機には、機長ほか同乗者1名計2名が搭乗していたが、死傷者はなかった。
 同機は中破したが、火災は発生しなかった。
( 中略 )
4 原 因
 本事故は、機長が脚下げ操作を失念したため、脚上げのまま胴体着陸となり、滑走路上で擱座したことによるものと推定される。
●2001年の事故
重大インシデント調査報告書 旧紋別空港滑走路への誤認着陸 個人所属ビーチクラフト式E33型JA3435 平成13(2001)年7月14日(PDF)[mlit.go.jp], TopPage

1.重大インシデントの概要
個人所属ビーチクラフト式E33型JA3435は、平成13年7月14日、女満別空港を10時01分離陸し、紋別空港へ向けて飛行したが、10時22分、旧紋別空港(新紋別空港の供用開始に伴い、平成11年11月11日廃止 )の滑走路(長さ1,200m)に着陸した。
同機には、機長ほか同乗者2名の計3名が搭乗していたが、搭乗者の負傷 機体の損傷 地上の物件の損傷等は発生しなかった。
(中略)
4.原因
本重大イインシデントは 機長が紋別空港の移設について知識がなく飛行に使用したチャート、携帯用GPSのデータ等が最新の情報に更新されていなかったこと、さらには飛行計画書を提出するため東京航空局女満別空港出張所に赴いたにもかかわらず、その際に当出張所に配備された最新のAIP、ムータム等により航空情報の確認を行わないまま離陸したこと等により発生したものと推定される。

●今回の事故
小型機が墜落、4人重軽傷 高圧送電線に接触 大阪 2004/11/27 asahi.com [Archive]

 27日午後3時17分ごろ、大阪府松原市別所の大和川の河原に4人が乗った自家用小型飛行機「ビーチクラフト式E33型」が高圧送電線に接触して墜落し、左翼などを大破。機長の同府堺市北花田町4丁、警備会社社長橋本義博さん(60)が頭などに重傷を負ったほか、同乗の男性3人がけがをし、病院に運ばれた。送電線は切断され、大阪市などで6万1000世帯が約7分間停電。阪神電鉄の一部区間で信号がつかなくなるなどの影響が出た。大阪府警捜査1課と松原署は、安全確保が十分ではなかった疑いがあるとみて、業務上過失致傷容疑で捜査を始めた。

川に軽飛行機不時着 〜大阪 2004/11/27 MBS NEWS [Archive]

大阪で、軽飛行機が河川敷に不時着し、乗っていた男性4人が重軽傷です。
27日午後3時15分ごろ、大阪府松原市の大和川の河川敷に、軽飛行機が不時着しました。
( 中略 )
 不時着した飛行機は、36年前に製造されたもので、7年前にも、八尾空港で胴体着陸事故を起こしています。
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