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  考古学の次は国立医薬品食品衛生研究所 (キトラ古墳)
Date: 2006-05-02 (Tue)

 カビが発生したキトラ古墳。こんどは国立医薬品食品衛生研究所の方が調査しているそうです。---考古学の次は食品。

キトラ古墳を専門家が調査 カビを採取 2006/05/02 asahi.com [Archive]

 奈良県明日香村のキトラ古墳(特別史跡)で石室天井の天文図にカビらしきものが見つかった問題で、文化庁から派遣されたカビ専門家の高鳥浩介・国立医薬品食品衛生研究所衛生微生物部長らが2日午前、石室内に入って調査を実施した。途中で石室から出てきた高鳥氏は「カビであることは間違いない。サンプルを培養して詳しく調べたい」と述べた。計11カ所からサンプルを採ったという。今後、除去方法を検討する。

 次は、宇宙航空研究開発機構(JAXA)[jaxa.jp]の人が宇宙服を着て調査するでしょう。

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 宇宙関係の機関が調査に加わるのは自然の流れだと思います。それは、宇宙服という気密服を持っているからではなく、地球から打ち上げる宇宙船や人工衛星には滅菌処理することが決められているのでカビの繁殖防止に関わる滅菌のノウハウも持っているからです。

 宇宙船や人工衛星を滅菌する理由は、地球上の菌を宇宙へ持ち込んだ場合、宇宙空間の強い放射線によって未知の病原体に突然変異し、それが再び宇宙船と共に地球へ戻ってきたら大変なことになるからです(エイリアン)。だから、宇宙に菌を持ち込まないように滅菌処理が要求されています。他にも次のように説明したWebページもあります。

宇宙・天文ニュース 横浜こども科学館/(財)横浜市青少年育成協会[ysc.go.jp]
(引用)
今回の「ビーグル2」のように、太陽系の他の天体を調べるため、その天体に着陸することがあります。
このような探査を行う場合、地球から微生物を持ち込まないようにする、あるいは地球に他天体からのサンプルを回収するような場合には地球を汚染しないようにするため、国際的なルールが「コスパー」(Committee on Space Research (COSPAR) 宇宙空間科学委員会)という国際科学組織で決められています。

「天体に降りて、生物の痕跡を観測したら、地球から持ってきた微生物が見つかった」ではこまります。コスパーでは、探査のしかたと探査する天体によって、滅菌管理の厳しさにランク付けをしています。たとえば、天体のまわりをまわりながら探査する場合より、着陸して探査する場合のほうが管理が厳しくなります。そうした理由から、火星表面に探査機をおろす「ビーグル2」場合には、滅菌管理がきびしくなります。探査機の表面1平方メートルあたり微生物数300以下、という基準が採用されました。清潔にされた台所の床ですら1平方メートルあたり数十億もの微生物がいるそうです!熱に弱い部分もあり、120度という高温にさらして滅菌できない場合もあります。例えば、太陽電池版はアルコール消毒されます。精密機器部分は、特殊な気体にさらしたり、紫外線などを照射して滅菌します。探査機本体だけでなく、パラシュートやエアバッグももちろん滅菌処理されます。(資料:

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