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  水が流れないトイレ 阪神電車・梅田駅
Date: 2007-10-08 (Mon)

 今年(2007年)の5月頃だったと思いますが、阪神電車・梅田駅のトイレがリニューアルされました。神戸方向からくる電車の先頭車両側のトイレです。

 トイレでオシッコをしていて「何か変わってる」と感じることがありました。それは、小便器の形です。先日、詳しく観察した結果、何が変わっているのかが判ったので報告します。

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 その小便器には水が出る部分が無かったのです。普通の公衆トイレの多くは小便器の前に立ってオシッコをして、そこを離れるとセンサーが検知して水が何秒間か流れます。

 ところが、阪神電車・梅田駅の小便器には水が流れないのです。もちろん、人影を検知するセンサーもありません。

 「変わった仕組みやなあー」、「どないなってンねン」、「どこのメーカーの製品やろ」と思ってメーカーのロゴを眺めると「Shodensya」と書いてありました。普通、TOTOやINAXというメーカー・ロゴはよく見かけるのですが、このロゴは初めてです。

 帰宅して調べてみたらありました。

省電舎 | 無水小便器 ウォーターフリーの特徴[shodensya.com], TopPage[shodensya.com]

(抜粋)
 水洗式のトイレでは、上下水道を合わせると小便器1器あたり年間平均約100,000〜300,000円の水道代がかかっていました。しかし無水小便器「ウォーターフリー」は、洗浄に水を使わな いので、水道代は0円です。そのため新しくウォーターフリ ーを導入した場合、平均3〜18ヵ月で購入費用を回収することができます。

 「水を流さなければオシッコが掛かる部分の壁は汚れるのでは?」と思ったのですが、どうやらこれに関しては専用のコーティング剤を定期的に塗るみたいです。

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 このメーカーさんには失礼だけれど、トイレの便器と言えばTOTOやINAXが市場のシェアを占めているから、水を流さないトイレを研究開発する資金が潤沢にあるはずです。そんな一流メーカーはそれに参入しないで、あまり有名でないメーカーさんが参入するのはどうなのか。TOTOやINAXは研究開発したが、「トータルのコストとしてメリット無し」と判断したため参入しないのか、気になるところです。

 ただ、私の乏しい知識の範囲内で考えると、この無水トイレのメーカーさんは「自社の便器」の範囲内でコストメリットをPRしているけれど、下水管の汚れ(あるいは洗浄効果)については触れていないのが気にかかりました。

 つまり、オシッコを水と一緒に排水すれば濃度が薄められるのと同時に、下水管に大量の水が走って流れるので管内の清掃効果も期待されます。しかし、バクテリア分やマグネシウム分をある程度フィルターで除去したオシッコ成分が管内をチョロ・チョロ流れる程度では管内の清掃効果は期待できず汚れが蓄積して、やがて管の詰まりを起こすのではないかということです。

 ミクロで見れば水を使わないからエコロジーで水道代も安く付くけど、マクロで見れば下水管の汚れ除去や詰まったときの修理コストがそれよりも遙かに上回るので高い買い物になってしまうのでは? と、いうことです。---よくある環境理論と同じレベル---

 一流メーカーかこれに参入しないのは、こんな背景があるのではあるのではないかと想像しています。

小便器 水を使わない[google.co.jp]

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 このトイレが本当にうたい文句通りなのか、もう少し観察してみようと思ってます。

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