2015-11-05(木)

PICはシーケンサ(PLC)の代わりとしては使えないのか

 先日、PIC(Peripheral Interface Controller)を使ってステッピング・モーターの制御をしたいと思ったのでインターネットで検索をしていました。検索すればモーターの制御以外にPICに関する記事や回路図(接続図)は無数にヒットします。それを丹念に読んでゆくと、結構いい加減な事をさも正しいように書いている人もありました。

 例えばある方は、PICをシーケンサ(PLC)の代わりとしては使えない書いていました。インターフェイス部の電圧レベルの変換による遅延の発生、処理速度による遅延の発生や回路の信頼性の問題があるからだそうです。

 これを書いた人はシーケンス・プログラム設計しているプロの方らしいですが、普段から高級で高速に動作するシステムのプログラミングをしている人かと見受けられます。---あるいは、全く現実を知らない人か---

 おそらくこの方は空想で使える/使えないを書いているのでしょう。制御する対象について設計検討すればPICはPLCの代用として使える/使えないはハッキリします。そして小規模なシステムで、かつ、その中に人間が介在する(人手によってワークを投入あるいは排出する)のであればPICの処理速度は問題にはならないし、回路もちゃんと設計すればノイズや温度や湿度に対しても心配は要りません。適材適所で使えば良いので十羽一からげに「使えない」と断言するのは間違っています。